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■ラーメン横丁の発生から現在まで
 昭和26年、南5条西3丁目にある東宝公楽の横に並んで始めたのが最初と言われている。
当初は1〜2軒の屋台で始まり最終的には「龍鳳」「さぬき屋」「芳蘭」「来々軒」「天津軒」「満州軒」「蓮莱軒」の7台の屋台が並び、「公楽ラーメン名店街」と呼ばれていた時代である。

また、この頃初めてこの地が東京の週刊誌に取り上げられ札幌ラーメンがブームになった始まりでもある。

この頃はまだ今のように味噌、塩、醤油といった味分けがなされておらず今で言う昔風ラーメンだけでチャーシューも今みたいに煮るのではなくオーブンで焼いていた。
ラーメン一杯が20円、風呂代が2円50銭、映画の封切り館が70円、そんな時代である。

 その後、昭和44年8月には札幌冬季オリンピックの道路拡張工事のため取りはらわなければならなくなり移転を強いられ、移った先が現在の場所である。

 いまでは両側に16軒なっている横丁も初め第4グリーンビル側は壁で店がなく、反対側に10店でスタートした。
一番古いのは「華龍」で、その後除々に増え現在の形になるが、大きくなった原因には札幌のブームがあったのは言うまでもない。

 中でもその最高潮となったのが昭和49年頃で、その年のゆく年くる年で実況放送されたのが全国的に名前が売れた要因ではないかと言われている。

                                           (参考文献   すすきのタウン情報 1992年7月号)

■横丁探訪    満龍 ラーメン横丁店
「札幌の人に育まれた味を守る」と”札幌ラーメン”一筋に頑なこだわり続けている店が「満龍」だ。

「ラーメンはスープ、タレ、麺、トッピングの四要素の組み合わせが大切。

札幌ラーメンのスープはコクとまろみがあって濁らない清湯スープが基本です。
麺はスープとマッチするように”縮れ”がなければダメ。

 味噌ラーメンのトッピングは、昭和35年頃の誕生当時からモヤシは定番です。
本来はタマネギなのでしょうが値段の変動もあるため代用として入れたのが始まりのようです。

 ですから昔風ラーメンにはモヤシは入れません」と菊池店長。

 「ご当地ラーメンそれぞれにスタイルがあっていい。でも満龍はあくまでも札幌ラーメンの味を守っていきます」
                                       (すすきの新聞4月号)

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